鉄道模型メーカーKATO
KATO製品は、幅広く奥深い鉄道模型の楽しさをビギナーからベテランの方まで、より多くの皆様にじっくり味わっていただけるよう、車両のみではなく、線路レール、ストラクチャー(建物)、レイアウト用品などをシステムとして製品化しています。
・カント付レール
カーブ部分で列車をスムースに通過させるために、カーブの内側の線路と外側の線路に高低差をつけて遠心力を分散させるしくみで、実物の鉄道で用いられているのと同様の技術です。
V線路セット・複線シリーズ「V11~V14」は世界初のカーブで車両がリアルに傾く「カント」付きユニトラックです。
地平部・勾配部は(V11・V12・V14)、都市部の鉄道では標準となっている、実物同様の間隔で並べられたコンクリート枕木(PC枕木)やカーブで車両が傾くカント付きの曲線線路をリアルに再現しています。
また、高架部は(V13)、新幹線や近郊路線の高架部でよく見られるスラブ軌道(バラストのないコンクリート軌道)・カント付きの曲線線路をリアルに再現しています。
・D51 SL列車 Nゲージスターターセット・スペシャル
D51形は、昭和11(1936)年に登場した蒸気機関車で、1115両が量産され、四国を除く全国各地で活躍しました。
名実ともに日本を代表する蒸気機関車として、「デゴイチ」の愛称で広く親しまれています。
KATOでは人気の蒸気機関車D51とレトロ客車3両のSL列車をNゲージスターターセットで販売されています。
・リレーラー
車両を線路にのせる時に利用するリレーラーを使えば、車輪数の多い機関車や台車が車体に隠れている新幹線など、簡単に線路へ乗せることができます。
また、側面にある凹みは複線ゲージで、線路間33mm、66mm、99mmの複線間隔の目安として使用できます。
付属のユニジョイナーはずしは、集電不良を起こしたユニジョイナーの交換に便利です。
また、外郭は鉄道模型のNゲージの建築限界を表していますので、高架など作った時に車両がぶつからないかの目安になっています。
・ユニクリーナー
ユニクリーナーは、走行不調や通電不良の原因となる車輪やレールの表面の汚れ・ゴミなどを落とす洗浄専用剤です。
Nゲージを長時間走らせると、線路と車輪の間でうまく電流が流れず、走行できなくなることがあります。
この集電不良の多くの原因は、電流がスパークを起こした際、線路面や車輪に燃えカス(カーボン)が付着するのが原因で、線路と車輪をきれいにメンテナンスする必要があります。
模型を運転するのに、特に制限はありません。運転免許はいりませんし、好きなときに好きな車両を走らせるのも、いくらスピードを出すのも自由です。
しかし、それではせっかくの精密な模型がかわいそうです。
運転も実物のようにすれば、より一層模型も実物らしく見えてくるものです。
・スケールスピードを心がけよう
車両を走らせるとき、スピードを考えながらコントローラーを回していますか?
実はパワーパックのコントローラーをフルに回すと、車両によっては実物換算で時速300キロぐらい平気で出せてしまうのです。
スケールスピードとは、実物の車両が走るスピードを模型で再現するため、実車が一定の時間で走る距離も150分の1にする、というもので例えば時速60キロで走る場合は、
時速60キロ→秒速約16メートル
秒速16メートルを150分の1に→秒速約106ミリ
となり、直線線路248mm(S248)だとこの区間をおよそ2秒強ぐらいで走ればよいということになります。
・運転の基本は左側通行です。
複線路線ですれ違い運転をしている時に左側通行を心がけていますか?
日本の交通は鉄道も自動車も左側通行と決まっています。
・1本の線路には1編成だけ
通常のパワーパック1台で操作制御できる列車は、1本の線路の上に乗った1編成のみです。
2台の列車をエンドレス上に離して置いてみると次第にどちらかが追いつき衝突状態となります。
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